2014年8月7日木曜日

スター・ツアーズ 覚え書き

 最近、スター・ウォーズ関連のニュースが徐々に増えてきている。それに先立つ形で、東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ アドベンチャーズ・コンティニュー」がオープン(旧スター・ツアーズからリニューアル)した。本ページは、スター・ツアーズについて、さまざまな情報をまとめたものである。


というのは適当な理由で、ただの息抜きに書いたものです。前半は一般的な事項で、後半へ連れて細かくなっていきます。なお、詳しい事は「ウィキペディア」「wookieepedia(Star Wars wiki)」や「スター・ウォーズの鉄人」といったサイトで紹介してるので、そちらも参照してください。

ディズ「」ニーランドのガイドブックでは物足りない。かといってwikiの細かい設定をいきなり見るのは難しい。という方にお勧めです。




スター・ウォーズ

遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・(A long time ago in a galaxy far, far away...) 
から始まる、とある銀河系を数千~数万年に跨るSF(サイエンス・フィクション)。


 映画ではアナキン・スカイウォーカーやルーク・スカイウォーカーの人生、帝国軍と反乱軍の
争いを中心に全9部作になるように構成された。しかし、原案・監督のジョージ・ルーカスのことなどで一度は全6部として完結。だったが製作元のルーカス・フィルムをディズニーが買収し、初期の通り全9部作になる。
今あるストーリーとしての順番はエピソードⅠ~Ⅵの順だが、製作順はⅣ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅰ→Ⅱ→Ⅲとなるので、エピソード順に見るとⅢ→Ⅳでだいぶ違和感がある。
「映画では」と言ったのは、映画シリーズ以外でも小説など公認のスピンオフ作品が数多くあるからで、本ページで説明するスター・ツアーズもある意味でスピンオフ。


スター・ツアーズ

アトラクションの正式名称:「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー(Star Tours: The Adventures Continue)」
初代「スター・ツアーズ」があり、その2代目のアトラクション。本ページでは初代・2代目共に解説しているが、とくに断りがない時は2代目を説明する。時代はエピソードⅢとエピソードⅣの間。(初代スターツアーズはエピソードⅥの後なので、2代目はその前日譚にあたる。)

スト―リ―

スター・ツアーズ(初代では正式名称:スター・ツアーズ・トラベル・エージェンシ―)など宇宙旅行各社が提供する、銀河系の各惑星への旅。私たちはスペースポートTHX1138のコンコースから各レベル(フロア)を抜けて、フライトグラスを掛けスタースピーダー1000へと乗り込む。ところがさまざまなトラブルが発生して・・・
初代スターツアーズと違い、到着地や経由地は一つではなく、複数から毎回ランダムに選ばれる。


会社情報

スペースポートTHX1183から発着している宇宙旅行社は
  • エア・オルデラン(Air Alderaan)
  • べスピン・ダイレクト(Bespin Direct)
  • ダントゥイーン・エクスプレス(Dantooine Express)
  • ナブー・スペースラインズ(Naboo Spacelines)
  • スター・ツアーズ(Star Tours)
  • タトゥイーン・トランジット社(Tatooine Transit)
の主に6社。それぞれスタースピーダー1000を使用しているが、各社オリジナルの塗装を施している。各会社が提供するツアーにはそれぞれ特徴があり、スター・ツアーズ入ってすぐのコンコースにある大型ワイドスクリーンで広告されている。また各社オリジナルの塗装も、このコンコースから見上げることが出来る。

惑星・宙域

宙域:宇宙における「地域」。海での「海域」、空での「空域」に相当。
スター・ウォーズの舞台となる銀河系はこんな感じ。

スター・ウォーズの鉄人!|Garaxy map :http://www.starwars.jp/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Galaxy_map.jpg(2014/07/11閲覧)


詳しいスター・ウォーズの(それでも概要である)宙図(銀河系地図)はwookieepediaのここにある:http://starwars.wikia.com/wiki/File:MainGalaxy.png の画像下「Full resolution」をクリック。サイズが大きいうえ、拡大しないと惑星の名前が見えないのでPCからの閲覧推奨。(2014/07/11閲覧)
実を言うと過去に撮影した宙図(旧スター・ツアーズ搭乗後の案内板)の画像を使おうとしたのだが、位置関係が全く違う。しかしもっとも分かりやすいので参考までに。
旧スター・ツアーズの宙図。他のサイトで出回っている宙図と少し異なる。
なお、詳しく、あるいは分かりやすい解説は、「スター・ウォーズ ポップアップ銀河ガイド」も参照のこと。エピソードⅣ~Ⅵについての記述があり、見やすい日本語の宙図もある。


関係する主な惑星を紹介する。

コルサント(Coruscant)

銀河系の中心に位置し、政治的にも銀河系の中心的な役割を負ってきた。
地球と同じ地殻型惑星の表面は超高層ビルが幾層にも立ち並び、空には様々な交通機関が飛び交っている。が、内部には別世界が広がる。

エンドア(Endor)とエンドアの月(Moon of Endor)

厳密には現スター・ツアーズとは関係ない。が、この惑星の月の一つは旧スターツアーズの目的地であり、第2、第3デス・スターの戦いの舞台となった場所である。エンドアは木星などと同じガス型惑星だが、エンドアの月は地球と同じ地殻型で森林が多く、生態系も多様である。可愛らしいイーウォックが独自の生態系を築いている。

ジオノーシス(Geonosis)

荒涼とした大地にドロイド工場がそびえたつ。地殻型惑星であるが、木星などと同じようにリングを持っており、そこはスパイや宇宙船の絶好の隠れ場所になる。環境は過酷だが、生物がいないわけではない。クローン大戦の「ジオノーシスの戦い」はここで行われた。

キャッシーク(Kashyyyk)

「ミレニアム・ファルコン」船長の親友にして副船長、チューバッカ(ウーキー)の故郷である。地殻惑星で、表面は森林に覆われている

ホス(Hoth)

表面が氷に覆われている、一時期反乱軍が基地を置いていたことで有名な惑星である。地殻惑星だが極寒の大地で、生態系もごくわずかである。

ナブー(Naboo)

人類と、グンガンと呼ばれる両生類型エイリアンが共存する美しい地殻惑星である。グンガンは水中に「オート・グンガ」と呼ばれる水中居住施設を作って暮らしており、それらはエキゾチックな雰囲気を生み出している。またナブーは惑星の深部までに複雑な水中トンネルをもち、そこには凶暴な水中生物が棲んでいる。

タトゥイーン(Tatooine)

荒涼とした砂漠の惑星であり、交易以外は主に水分農業によって成り立っている。しかしこの惑星はアナキン・スカイウォーカーの出身であり、ジャバの宮殿などとともに銀河系の歴史上、重要な役割を果たしている。

スペースポートTHX1138

スター・ツアーズの発着場。
THXの部分は通常Aurebeshによって記述される。

内部は各レベル(階層)、ゲートなどに分かれている。主要な施設は入ってすぐの映像広告に流れている。

ドロイド

いわゆる「人工知能を持った自動機械(ロボット)」とでも言えばいいだろうか? 代表的なドロイドはR2-D2、C-3POなど。コンコース上には何体ものG2ドロイドやRタイプドロイドがいる。

スタースピーダー1000

乗り込む機体の名前。初代では「スター・スピーダ―3000」で、外観上では形状に大きな差異はない。塗装が1000では赤色基調だが3000では青色基調。大容量の旅客スペースと堅牢な構造・シールドが特徴。2対のターボ・レーザーを備える。

推測になるが、ハイパードライブをするにはアストロメク・ドロイドの搭載が不可欠であると思われる。今回の機体にはR2-D2が搭乗する。その場合、3セットまで座標を指定できる。(X-ウィングが同じ仕様)

スタースピーダー1000

Aurebesh

スター・ウォーズの世界では「銀河共通言語」が存在しており、スター・ツアーズ内でもほとんどの文字が併記されている。一部を除いて英語互換なので、見慣れると翻訳できる。

小ネタ

  • スター・ツアーズは、東京ディズニーランドのトゥモローランド、アストロゾーンを構成する建物のひとつになっている。アストロゾーンで宇宙船が発着できるよう、このゾーン全体に大きくスペースが割かれている。
  • スペースポートの「THX1138」はルーカス映画の中に出てくる数字の一つ。
  • コンコース中に出てくるドロイドのいくつかは、初代でも見ることができた。
  • このアトラクションのスポンサーは最初、パナソニック(松下電器産業)だったがその後スポンサーなしに。そして今はJCBがスポンサーである。
  • 他にも色々とネタがあるのだが、それは次回(?)に。

スター・ツアーズの外観

関連リンク





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